書籍・雑誌

松尾スズキ「老人賭博」

昨日、ようやく「文學界」を買って
松尾スズキさんの小説「老人賭博」を読みました。

すごく笑っちゃうんだけど虚無感が漂う、
不思議な読後感。

この感覚、何て言ったらいいんだろう・・と
思いながらブログ巡りをしていたら、
岩淵弘樹さんという方のブログで
「心ない善、心ない悪、という微妙な心理の揺らぎが
コミカルな所作の端々に滲んでいる。」と
書いて下さっているのを見つけて
そう!そうなんです!と思いました。

登場人物達がやっていることは
まさに、「心ない善」と「心ない悪」。
こういう観念は私にないものですごく新鮮でした。
これって松尾さん独特の世界観だよなぁ。

それに、松尾さん自身を投影しているような登場人物、
海馬の言葉には、松尾ファンなら知っている
松尾さんの思想や考え方が随所に表れていて面白い。
特に強烈な印象が残ったのは、
前述の岩淵さんのブログでも引用していたこの台詞。

「役者の仕事ってのは異常な行為なんだよ。
俺は哀しいほど正常な人間だから、
神を相手にゲームをしているような異常な身体を
作っとかないと、人前で演じるという異常性に
耐えられないんだな。」

それから、言葉の本来の用法を少しずらして使う
松尾さんならではの文章表現も、相変わらず心地良いです。
「童貞をこじらせているといってもいい。」とか。

これは松尾さんにしか書けない小説だと思う。
自分にしか書けない独特のスタイルを持っている人って
本当にすごいなあと憧れます。

それにしても、この登場人物達。
モデルになっている人が想像しやすい
かなりリアルな人物像なので
「ああ、松尾ちゃんはこの人のことを
思い浮かべながら書いてるなー」
と思いつつ読んでしまいますね(^_^;)
映像化されても面白そう。

大根仁さんのブログでも絶賛されてましたよ。
http://blog.livedoor.jp/hitoshione/archives/50875734.html

文学界 2009年 08月号 [雑誌]

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ボクの穴、彼の穴。

松尾さん、翻訳のお仕事もされてたんですね!
全然知りませんでした。

ボクの穴、彼の穴。 ボクの穴、彼の穴。

著者:デヴィッド・カリ,セルジュ・ブロック
販売元:千倉書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する


松尾さんの翻訳ってすごく興味あります。
原書のタイトルを調べてみたら、
「L'ennemi」(フランス語)、「The Enemy」(英語)だそうで、
日本語なら単に「敵」って訳されちゃうところを
「ボクの穴、彼の穴。」っていうタイトルにするあたり、さすが。
すごく松尾さん色溢れた感じになりそうですよね。

時間があったら原書と翻訳本を読み比べてみたいなあ。
(たぶんムリだけど・・(^^;))。

◆◇松尾スズキさんサイン会 ◇◆

『ボクの穴、彼の穴。』(千倉書房)刊行記念

日時:12月21日(日)午後2時~
会場:リブロ渋谷店特設会場

リブロ渋谷店にて、松尾スズキさん初の翻訳本『ボクの穴、彼の穴。』(千倉書房)をお買上げの先着150名様に整理券をお渡しいたします。ご希望の方は、カウンターにてお申しつけください。お電話でのお申し込みも承ります。

お問い合わせ:TEL.03-3477-8736
http://www.libro.jp/web/topics/

今日(12月10日)時点では、サイン会の整理券は
まだ沢山あるみたいだったので、行かれる方は是非。

原書のリンクはコチラ。
「L'ennemi」(フランス語版)
「The Enemy」(英語版)

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俺だって子供だ!

週刊文春で連載してた宮藤官九郎さんのエッセイ
「俺だって子供だ!」の単行本が、いよいよ発売。

amazonには10月28日発売って書いてあったので
ついに今日だー!ってワクワクしてたのに、
セブン&ワイ文藝春秋のサイトは
発売予定日が10月30日になってた・・・。

出版元の文藝春秋が30日って書いてるんだから
やっぱり30日だよね。。。
今日本屋さんに寄ろうと思ってたのに・・残念。

明後日まで、ガマンガマン。

[10/28追記]
あとで奈美さんに教えて頂いたんだけど、
どうやら、もう発売してるみたいですぞ!
早速明日本屋に探しに行こっと(^^)
奈美さん教えてくれてありがとうございました♪

俺だって子供だ! 俺だって子供だ!

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

・・・・・ん?待てよ? そういえば
もうすぐ「七人は僕の恋人」が始まるから
劇場の物販でサインとか特典ついたりするかも?
うーん、本屋でもう買っちゃうか、
公演日まで待つか迷うーー。

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本谷有希子「江利子と絶対」

本谷有希子さんのことは
随分前から気になっていたんですけど
劇団に自分の名前って・・・ナルシスト?とか
よく知らないくせに間違った偏見を持っちゃったまま
本谷さんのお芝居も小説も映画も
なんとなくずーっとスルーしてしまっていました。

でも、ここ最近やたらと活躍ぶりを目にするようになり、
ふと本谷さんの小説を読んでみたくなって
デビュー作「江利子と絶対」を読んだんですが、、、

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新堂冬樹「僕の行く道」

「僕の行く道」、読みました。


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マイ読書週間

最近、読書熱が急上昇してて、
先週末からいろいろ本を読み漁ってます。

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